※血球貧食性リンパ組織球症(HLH)は除く。
*LCHの旧名称の好酸球肉芽腫症、Hand(ハンド)-Schüller(シューラー)-Christian(クリスチャン)病、
Lettere(レテラー)-Siwe(ジーベ)病を含む。
患者さんの症状、検査データ、治療効果などの医療情報や、病変組織や血液などの生体試料を集め、新たな治療開発や医学研究に応用することを目的とした研究になります。一方で研究事務局から患者さんへ最新の医療情報を伝えるシステムとしての役割も重要視しています。研究への参加方法は2つあります。
患者さんから頂いた診療情報を解析し、診療ガイド等の組織球症の診療向上に繋げることを目的としています。一方で、最新の医療情報(新規治験、治療の適応拡大、診療ガイドライン完成や改訂など)がありましたら、ご登録頂いた患者さんへ優先して『組織球症ねっと通信』として研究事務局から患者さんへ情報をお知らせします。
今後、遺伝子変異別の分子標的治療や予後因子解析などの開発が進む疾患のため、すぐには治療に直結する情報ではありませんが、ご自身にとっても将来的に何らかの有益な情報となる可能性があります。組織球症診療の向上のための研究においては、患者さんからの診療情報や生体試料のご提供は非常に有益な情報となります。